
インフィニスBJJでは、新たに週1回・60分の「コンペティションクラス」を開始します。
「試合に出てみたいけれど、何を準備すればよいのかわからない」
「スパーリングでは動けるのに、試合になると自分の柔術ができない」
「得点や残り時間を意識した試合運びを身につけたい」
そのような方のために、試合で自分の力を発揮し、勝つために必要な能力を磨くクラスをつくりました。
目指すのは「技が多い選手」ではなく「試合に強い選手」
柔術では、さまざまな技を学ぶことも大切です。しかし試合では、限られた時間の中で相手の抵抗を受けながら、瞬時に判断しなければなりません。
技を知っていても、次のようなことが起こります。
- 試合開始直後に相手にグリップを先に作られてしまう
- テイクダウンに行くか、ガードプル(ガードへの引き込み)をするか迷ってしまう
- スイープした後にポジションを安定させられない
- リードしているのに不用意なスクランブルをしてしまう
- 負けている時に、残り時間に合った攻撃を選べない
コンペティションクラスで重視するのは、単に技の数を増やすことではありません。すでに学んでいる技を整理し、試合の中で迷わず使える「自分の勝ちパターン」をつくることです。
ベーシッククラスとの違い
ベーシッククラスが柔術の技術や考え方を幅広く学ぶ場所だとすれば、コンペティションクラスは、学んだ柔術を試合で使える形に仕上げる場所です。
そのため、このクラスでは「なんとなくスパーリングをする」ことはありません。
毎回、次のような明確な課題を設定して練習します。
- 開始20秒以内に自分から仕掛ける
- ガードプルから30秒以内に最初の攻撃を出す
- スイープ後はトップポジションを確実に安定させる
- パス後30秒以内にマウントかバックを狙う
- 2点リード、残り1分の状況を勝ち切る
試合形式のスパーリングは、原則として0対0の立った状態から開始。インストラクターが得点、アドバンテージ、ペナルティ、残り時間を管理し、実際の試合に近い緊張感の中で試合運びを身につけていきます。
1回60分のクラス内容
毎回のクラスは、次の流れで行います。
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 0〜5分 | その日のテーマに直結する競技動作ウォームアップ |
| 5〜15分 | Aゲーム(自分の得意な勝ち筋)の技術確認 |
| 15〜35分 | 特定の場面を繰り返すポジションスパー |
| 35〜45分 | 得点差と残り時間を設定した試合シチュエーション |
| 45〜55分 | 5分試合×2本 |
| 55〜60分 | 振り返りと、次回までの課題確認 |
ウォームアップも、一般的な運動を長く行うのではなく、グリップファイト、ガードプル、テイクダウン、スプロール、パスのフットワーク、ガードリテンションなど、その日のテーマにつながる競技動作を短時間で反復します。
クラスの中でも特に重視するのが、ポジションスパーです。
たとえばパスがテーマの日なら、「上はパスしたら勝ち」「下はスイープするか立ち上がったら勝ち」という条件で、60〜90秒の短い攻防を何度も繰り返します。
5分間のフリースパーを1本行うだけでは、練習したい場面が一度も訪れないことがあります。短い攻防を繰り返すことで、試合の勝負どころを一日に何度も経験し、判断と反応を磨きます。
12週間で「自分の勝ちパターン」をつくります
週1回のクラスだからこそ、毎週ばらばらの技を取り上げるのではなく、12週間を1クールとして一つの流れをつくります。
| 週 | テーマ |
|---|---|
| 第1週 | 試合開始20秒とファーストグリップ |
| 第2週 | テイクダウンかガードプルかを決める |
| 第3週 | 得意なガードから先制点を取る |
| 第4週 | スイープ後のトップポジションを安定させる |
| 第5週 | オープンガードをパスする |
| 第6週 | ハーフガードを突破する |
| 第7週 | パス後にマウントまたはバックへ進む |
| 第8週 | バックを取って試合を終わらせる |
| 第9週 | 悪いポジションから脱出し、試合に戻る |
| 第10週 | 負けている試合を逆転する |
| 第11週 | 勝っている試合を勝ち切る |
| 第12週 | トーナメントシミュレーション |
12週間を通して、試合開始からフィニッシュまでの流れを一つずつつなげていきます。最終週には、各自が自分の勝ちパターンを説明し、実際の試合で再現できる状態を目指します。
一人ひとりの「Aゲーム」を明確にします
コンペティションクラスの中心になるのが、Aゲーム=自分が最も得意とする勝ち筋です。
たとえば、次のように試合開始から一本までの道筋を具体的にします。
襟と袖を取る
↓
ガードプル
↓
デラヒーバガードからスイープ
↓
ニースライスパス
↓
サイドコントロールからマウント
↓
十字絞め
さらに、最初の攻撃を防がれた時の第二選択、負けている時の逆転ルート、勝っている時のリード維持まで整理します。
試合中に迷う時間を減らし、相手より先に自分の得意な形へ入ること。それが、コンペティションクラスで目指す柔術です。
このような方におすすめです
- これから柔術の試合に挑戦してみたい方
- すでに試合へ出ていて、さらに勝率を高めたい方
- 試合になると普段の動きを出せないと感じている方
- 得点、残り時間、ペナルティを意識した試合運びを学びたい方
- 自分の得意技や勝ちパターンを明確にしたい方
- 苦しい状況でも焦らず、正しい順番で動けるようになりたい方
参加を迷っている方は、インストラクターまでお気軽にご相談ください。
参加資格
白帯の方もご参加いただけます。ただし、ある程度の強度もありテンポも早いので、柔術を始めて数か月の方は参加が難しいです。まずはベーシッククラスである程度の基礎が身に付いた後にご参加ください。
※ 年齢は中学生以上から
毎週の積み重ねを、試合で発揮できる力へ


もちろん、クラスに参加すれば必ず試合で勝てる、と簡単に言えるものではありません。
しかし、試合開始、先制点、得意ポジション、得点後の安定、残り時間に応じた判断までを毎週繰り返せば、試合の中で迷う場面は確実に減っていきます。
コンペティションクラスでは、フィジカルトレーニングは行いません。60分を技術・ポジションスパー・試合戦略・試合形式スパーに集中させます。
※ フィジカルも確かに必要です。ですので、それはフィジカルトレーニングのクラスで鍛えます。
試合が初めての方も、これまで思うような結果を出せなかった方も、ここから一緒に自分の勝ちパターンをつくっていきましょう。
「柔術ができる」から、「試合で自分の柔術を出せる」へ。
皆さんの参加をお待ちしています。
開催概要
- 開催頻度:週1回(当面の間。いずれは週2回にすることを検討しています。)
- クラス時間:60分
- プログラム:12週間を1クールとして実施
- 基本形式:道着・競技ルール・5分試合を想定
開催日時などの詳細は、クラススケジュールをご確認ください。
